テレワークのマイク問題で結構悩んでいました。
ホワイトノイズ問題でUSB DACを試してみたり、ピンマイクを色々と試したりしました。
オンラインでの会議や商談で、どうしても画面内にマイクが映り込むのが許せなくて対策を考えていて、一つ出てきた解決策がショットガンマイクです。
ということで今回は、3月11日に国内販売開始したゼンハイザーのMKE200を購入してみました。
当初はMKE600、MKE400も検討していたのですが、電池レスのMKE200が発表されたので、国内発売を待っていました。
PCに接続して、テレワーク環境での使用を考えている方の参考になればと思います。
開封、内容物
ザ・ゼンハイザーといった箱です。一眼レフやスマホで動画撮影をするときのマイクとして設計されていので、パッケージもそれを連想させるものですね。
パッケージを開けると早速本体のお目見え。右の図のようにセットアップは超簡単で本体とマイクジャックを接続するだけです。
内容物
内容物もいたってシンプルです。
左から、本体、カメラ/PC等のマイクジャックへの接続ケーブル、スマホへの接続ケーブルです。3.5mmで接続です。
あとはキャスリングケース、ウィンドシールド、説明書だけです。
接続
早速ですが、接続した結果です。付属のケーブルは短いので3.5mm延長ケーブルを使用して接続しました。
カメラのネジ穴と同じ大きさなので、三脚との相性も抜群です。僕はマンフロットのミニ三脚 PIXI EVOに取り付けました。
本体とケーブルを接続する側から音声を拾います。
音質
スーパーカーディオイドというだけあって、マイクが向いている方向からの音だけを拾うので、少々マイクから離れていても問題なし。
(上の写真の設置場所だと、口元から50cmくらい離れてました。)
実際に社内でのオンライン会議で使用しましたが、クリアに音声が届いていたようです。
ただし、マイクと口元の間の音は拾いやすかったです。
プライベートPCで使用しているキーボードはロジクールGのクリッキー(青軸)のいわゆるカチャカチャするキーボードなのですが、マイクと口元の間に置いたキーボードの音もかなり拾ってました。
ウィンドスクリーン
これは結構でかいです。付けるとせっかくのMKE200の特長だったコンパクトさが失われてしまいます。
某ジ〇リの、ト〇ロに出てきそうな雰囲気。
YouTuberのドリキンさんが紹介していた動画では屋外撮影でもウィンドスクリーンを使用していなかったので、よほど風の強い日でなければ不要じゃないでしょうか。
製品の説明にも”ウインドプロテクションとサスペンションマウントを内部に統合”とありました。
スマホとの接続
スマホとの相性も抜群ですね。というかメイン用途ですね。
マイクと三脚の間にスマホクリップを入れて、スマホを固定してみました。
もちろん手持ちスタイルでも映えますね。
使ってみた感想
まずは1日使用しての感想ですが、PCとの接続も問題なく、オンライン会議も使用できているので概ね満足しています。
まだまだファーストインプレッションの状態ですが、僕の考えるMKE200のメリット/デメリットを最後にまとめておきます。
メリット
- コンパクトでデスク上の圧迫感がない
- プラグインパワーで電池不要
- 13,000円のショットガンマイクとしてコスパ良好
MKE600やMKE400はMKE200に比べると長く、かつ電池が必要です。
この点からしても手軽さという点でMKE200は使いやすく、ある程度高品質なショットガンマイクが13,000円で手に入るのはコスパ良好ではないでしょうか。
デメリット
- 最高の音質を求める方の用途には向いていない
- もう少しスタイリッシュなウィンドスクリーンが良かった
MKE600,MKE400と比較をしたわけではないですが、正直、”マイク音質最高!!”というわけではないです。
決して音質が悪いわけじゃなくて、むしろ良いです。ここだけはご承知おきください。ただ、”最高!!”ではないことも頭の片隅において購入されることをおススメします。
あと、写真にも載せましたがウィンドスクリーンがダサいです。僕は屋外で使用することはないと思いますので、そっと閉まっておきます笑
デメリットも書きましたが、総じてMKE200は「手軽に、コスパ良く、コンパクトなショットガンマイクを探している」という方にピッタリなマイクではないでしょうか。
製品の本来の目的ではなく、テレワークでのPC接続でのレビューですが、たぶん同じようなこと考えている人多いんじゃないでしょうか。
参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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