こんにちは、A-Tです。今回はマイク音声の比較です。
テレワークでマイクは必須アイテムとなっていますが、外音やエアコンの音、他にも小さなお子さんの声や走り回る音がマイクに入ってしまうのが心配なところ。
現在、僕が使用しているマイクはShure MV7というモデルを使用しています。(以前少しだけレビューしていますので、良かったら見てください。)
ダイナミックマイクという特性上、口元周辺の音を拾ってくれるので、いくら子供が叫ぼうが、走り回ろうがノープロブレムでした。
Shure以外にもマイクの有名メーカーはたくさんありますが、MV7のようにUSB接続のダイナミックマイクは多くありません。(Amazonには様々ありますが…)
MV7の発売は2020年11月2日でしたが、その少し前の2020年10月16日にオーディオテクニカから同様のUSBダイナミックマイクであるATR2100x-USBが発売されており、実はATR2100x-USBを最初は購入しようと思っていました。
結局はデザイン性も含めてMV7を選んだのですが、「音はどうなんだ?」という気持ちが2年半経っても冷めず、比較しちゃえ!ということで購入しました。
ATR2100x-USB
まずはATR2100x-USBについて。パッケージはこんな感じです。USB接続であることを激押ししてますね。
本体
本体を見ていきます。いわゆるハンドベルタイプのマイクで”マイク!”って感じです。
オンオフはアナログ方式で確実にオフできるのは地味に嬉しいかも。
接続部。USB接続以外にもオーディオインターフェイスを介したXLR接続も可能。USBがtype-Cなのが嬉しいです。MV7はmicro-USBでした…
その他、モニタリング用の3.5mmジャック、windowsの音量とリンクするボリューム調整ダイヤルがあります。
同封物
同封物はこんな感じです。USBケーブルはtype C to C、A to Aの2種類があるので、環境に合わせて選択できます。
XLRケーブルも同封。
マイクホルダー。マイクアームへ取付の際はアダプターが必要です。Blueのアームに取り付けるために5/8″ メス変換3/8″の変換アダプターを別途購入しています。
付属にスタンド。撮影用に出したのみです笑
説明書たち。
付属品は充実しており、スタンドも付属しているので別途購入する必要がなく簡単に使用できるのは助かります。
音質比較
前置きが長くなってしまいましたが、早速マイク音質を比較します。windowsのサウンドレコーダーとZoomのレコーディング機能の2パターンで録音してみました。
ご視聴の際はイヤホン、ヘッドホン推奨です。
windowsサウンドレコーダー
・オーディオテクニカ ATR2100x-USB
・Shure MV7
ATR2100x-USBはノイズが入っていますね。純粋なマイク性能ではMV7が音質も含めて圧倒的勝利です。
それでは多くの方が使用しているZoomミーティングの録音です。
Zoomミーティングのレコーディング
・オーディオテクニカ ATR2100x-USB
・Shure MV7
ノイズ抑制を自動にしています。聞いて驚きましたが、Zoomのノイズ抑制機能はスゴイ。ATR2100x-USBのノイズが見事に消えています。
肝心なマイク音質は、こちらもMV7の方が勝っていますが、正直オンライン会議レベルではどちらでも良いような気がします。そもそもインターネットを介しての音声なので、聞き手には更に劣化した状態になるはずです。ここまでくるとコスパという面ではATR2100x-USBもありです。
2台をどう選ぶか?
マイクメーカーとして有名なオーディオテクニカとShure。音質比較するとMV7の方が良かったですが、Zoomを介すとそのメリットは極わずか。
どうやって選べばいいのかを僕なりに整理してみました。
①使用目的
ポッドキャストの録音や、大勢を対象にしたウェビナーで登壇されるならMV7一択です。少しでも良い声を届けましょう。
一方でオンライン会議のみ、という場合はどちらでもいいです。オンライン会議システムのノイズリダクション機能が優秀過ぎますね。
②コネクタ周り
USBケーブルをtype-Cで固めているならATR2100x-USBです。MV7がmicro-USBなのはいただけません。
時期モデルを出す前に早急に改善して欲しい!
➂価格
結構重要な点です。
この記事執筆時点のAmazon価格がATR2100x-USBが9,717円、MV7が30,473円です。3倍以上の価格差があります。さらにMV7の場合は別途スタンドorアームが必須となりますので、3.5倍くらいの価格差になります。
コスパで選べばATR2100x-USBが圧勝です。
ATR2100x-USBの残念ポイント
圧倒的なコスパのATR2100x-USBですが、残念ポイントもあります。(マイク音質のノイズ以外)
モニタリング時のホワイトノイズ
Amazonレビューにも複数記載がありましたが、少しホワイトノイズあります。
気にならない方も多いと思いますが、購入される方は気にしておいた方が良いかも知れません。
マイクのインジケーター
電力供給があると青くインジケーターが光りますが、この写真を見てください。
マイクOFF
マイクON
そうです。せめてミュート時は赤くなってほしい。遠目で見たらオンオフ分かりません…
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僕の使用目的、ケーブル(少しでもmicro-USB減らしたい)、価格(MV7は人気で高く売れる)という点でこのようになりました。
いかがでしたでしょうか。実際にはUSBダイナミックマイクはAmazonに多くの商品がありますので、迷います。
現状で音質はMV7が圧倒的だと思いますが、自分の使用目的を考えてみると意外と”どれも大きな差がない”かも知れませんね。
またテレワークネタを記事にしようと思います。それではまた!
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