webカメラ沼は深い。どうもA-Tです。相変わらずテレワーク継続中です。
今回はAnkerから発売された新しいwebカメラのレビューです。webカメラ沼から抜け出せそうなものとなりました。
他にも2つAnkerのwebカメラをレビューしていますので、良かったらのぞいてみてください。
その名も、AnkerWork B600 Video Bar
ポチるときに少し焦りました。その値段に。
Amazon価格で29,990円。10%のポイント還元とは言え高い。自身最高額のwebカメラとなりました。
特長(HPから引用)
製品のポイントですが、自分の気になる点をコメントしておきます。
優れた音声処理機能
4つの高感度マイクにより、ストレスのない通話を実現しました。
⇒普段はShure MV7を使用していますが、試してみたい。(下に音声あり)
高精細デュアルスピーカー搭載
2Wの高精細スピーカーを2基搭載し、相手の話し声を聞き取りやすいクリアな音声で再生します。
⇒家族がいるのでスピーカーは基本使用していませんが、家に誰もいないときは使ってみたい。
鮮やかで明るい映像
2Kの高画質と、自動的にライトの明るさを調整するMagicSightテクノロジーにより逆光や夜間でも細部まで明瞭に撮影でき、鮮明な映像で通話が可能。
⇒画質が良いのは最低限の機能。今回の目玉のライトに期待です。自動調光も気になるところ。
オートフレーム機能
モーショントラッキング機能により、顔や動きに合わせて画角を自動で調整するオートフレーム機能を搭載。
⇒これまでのwebカメラにも搭載されている機能ですが、これは使わないと思います。
オートフォーカス機能
オートフォーカス機能は約0.5秒と高速かつ、人物だけでなくモノにも瞬時にピントを合わせるためオンライン商談や会議中の製品紹介等もスムーズに行えます。
⇒オートフォーカスが早いのも最低限の機能。
AnkerWorkソフトウェアでカスタマイズ
AnkerWorkソフトウェアをPCにダウンロードすることで、「モーショントラッキング機能」や「オートフレーム機能」のほか、ライトの色温度もカスタマイズできます。
⇒ほとんどソフトウェアは使ってませんでしたが、色温度をカスタマイズできるなら使いたい。
という感じで、これまでのAnker webカメラの機能を引き継ぐものが多いですが、一番の特長はオールインワンということ。
カメラ、マイク、スピーカー、そしてライト。これが1台で済むなんて、「ここまで来たかぁ」という感想です。
製品を見ていく
それでは早速開封です。
この画像だと大きさが分かりにくいですが、ディスプレイ上に載せた写真もありますので、そこで驚いてください(笑)
内容物
まずは本体
ACアダプター。写真撮るの忘れましたが、USB type C to Cのケーブルも入っています。
プラグは海外用のものもありますが、国内用プラグもあるので別途購入の必要はありません。
本体
下からガバッと開けるとレンズが出てきます。ライト部分がプライバシーシールドを兼ねているのが嬉しいです。
背面はポートが3つ。右から電源用、PC接続用、Anker用ワイヤレスイヤホンのドングル接続用のtype Aポートです。
動きはパン、チルトともにあります。完全に真下を向くこともできますし、
360°グルっと回ります。
底面はカメラスタンドでも使用できるようにネジ穴があります。
本体左側はマイクミュートのタッチパネル
右側はライトのオンオフができます。
後ろ側のファリック部分はスピーカーです。
レンズ右側にはライトの強さを調整できるスライドバー
マイクはレンズ下に横長に配置されています。ここに4基のマイクが搭載されています。
Anker Workソフトウェアでできること
毎度おなじみですが、接続すると本体アップデートがありました。これまでのwebカメラと同じ機能もありました。
まずは解像度、画角、フリッカー、C302にはHDRの項目がありましたが、今回はありませんでした。
画質設定はこれまで通りでした。
今回の目玉の1つであるライト調整。明るさの調整だけでなく、色温度4段階、自動調整機能もあります。
PCとの接続(Zoomで認識されるか)
問題ありませんでした。一発で”AnkerWork B600 Video Bar”が表示されました。
音質については16bit/48kHzなのでメチャメチャ高音質は求められそうにありませんが、必要十分な感じです。
使用感
ディスプレイ上に載せるとこんな感じです。C302と比較するとその大きさは異様です(笑)
画質
C302も2Kなので、そこまで大幅な画質向上はありませんでしたが非常に明るく、部屋が少々暗くても問題なかったです。
マイク音質
Zoomのレコーディング機能を使って録音してみました。(イヤホン、ヘッドホン推奨)
比較的静かな環境ですが、エアコンをつけ、窓を開けた状況での録音です。Zoomのノイズキャンセル機能で話始めが少し途切れてしまいましたが、オンライン会議では十分な音質だと感じます。いつものチームメンバーとの会議ではShure MV7との違いが分かった方もいましたが、8割の人が気づきませんでした。。。
スピーカー音質
会議で人の声を聴くには十分ですが、楽しく音楽を聞くには適していません。BGM程度に音楽を流したり、Youtubeを見るくらいならいいかも。
ライト
これは良い。夜の暗い時間帯の会議や商談の際にはリングライトを使用していましたが、要らなくなりました。
デフォルトでは、エッジライトはオフですが、プライバシーカバーを135°以上開くと自動的にオンになるのも良かったです。
マニュアルには、「カメラの損傷を防ぐため、エッジライトをカメラに長時間向けないでください。」とありますのでご注意を。
※モニターにぶら下げるスクリーンバーの代わりになるかと期待しましたが、そこまではカバーできませんでした。残念!
画面への干渉
これも意外と重要なポイントです。モニターに引っ掛ける部分がディスプレイに干渉して一部見えないwebカメラが多いですが、これまでのwebカメラ同様、干渉が非常に少なくて良かったです。
まとめ
2日間の使用ですが、仕事でのメインwebカメラとなりました。とは言え気になるポイントもありますので良かったところ、気になったところを最後にまとめておきます。
良かったところ
- 画質が良い
- 本体でマイクミュートできる
- プライバシーカバーがビルトイン
- ライト付きでリングライト不要になった、ライト調光機能も助かる
- オンライン会議では十分はマイク音質、スピーカー音質
一方の気になった点は、
気になったところ
- 高額(C302の倍以上)
- 別途電源が必要(ライトもあるので仕方ないと思いますが)
- USB type C to Aのケーブルも同封してほしかった(会社貸与PCにtype Cがない…)
高額な点が大きなネックになる方が多いかも知れませんが、4つの機能がオールインワンであることに魅力を感じるなら買って良いと思います。
高いのは高いのですが、僕がオンライン会議等使用している機材は、
- マイク:Shure MV7、30,000円くらい
- イヤホン:SONY STH40d、4,600円くらい
- webカメラ:Anker PowerConf C302、12,980円
- リングライト:Amazonで3,000円くらい
計5万円くらいです。それを考えれば安いかも知れません(笑)
なんせ、これ1つあれば色々と買わなくて済みますから。
以上、Ankerの新webカメラAnkerWork B600 Video Barのレビューでした。それではまた次回!
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