普段の充電にAnker PowerPort I PDを使用しているのですが、一部のガジェットへの充電はUSB延長ケーブルを介して充電していました。
たまたまその日は延長ケーブルにApple純正の充電ケーブルでiPadを充電していたのですが、「充電マジで遅くね??」と思ったのが始まりです。
現在のiPadは5.2V、2.4Aの12Wの充電器がデフォルトなので、おそらく低い電流で充電されているんだろう、と思って検証してみたくなって電圧電流テスターを購入してみました。
COOWOOのUSB電圧電流テスター
購入したのがこちら。COOWOOというメーカー?のUSB電圧電流テスターです。
内容物は本体と説明書。説明書は日本語対応です。
本体上部にボタンが1つ。このボタンでインターフェイスの変更ができます。
早速つないでみました。ボタンを押すごとにインターフェイスが変わります。
説明書には操作方法がまとまってありました。
iPad充電の電圧電流を見てみる
「充電マジで遅くね??」と感じた環境で測定してみました。
結果がこちら↓
まさかの0.688A笑、これではまともに充電できるはずがありません!
なんだかこれは面白そうで、色々な機器の電力を調べることが出来そうなので、少しやってみました。
USBハブで使用する機器の電力を測定する
USBのバスパワーで動く機器は多いですが、消費電力が記載されていないものって結構あります。
例えばこれ。ロジクールのwebカメラ C920nです。安くて割と画質が良くて仕事で大活躍しています。
このwebカメラをTP-Linkの有線LANアダプタ付きのUSBハブに接続しています。
まずは、PCとハブの間にテスターを挟み、LANアダプタとしての消費電力を見ました。
こんな感じです。
174mAですね。LANアダプタだけでも結構使いますね。
ロジクールのwebカメラ C920nを接続すると、30mAアップです。
カメラを立ち上げると430mAくらいまで上がりました。
174mA⇒428mAなので、C920nの消費電力は250mAくらいでしょうか?
続いてUSB DACのSound Blaster Play! 3をつないでみました。
428mA⇒490mAなので、消費電力は60mAといったところでしょうか?
USBハブが供給できる電力
今回初めて知ったこととして、USBの規格によって供給できる電力が違うということです。
- USB3.0 ⇒ 最大900mA
- USB2.0 ⇒ 最大500mA
使用しているUSBハブはUSB3.0に接続しているので余裕ですが、USB2.0のポートに接続するとギリギリ、ということが分かりました。
自分が接続したい機器の電力を知っておくことで、USBハブの選び方も変わりますね。単にポート数が多ければオッケー!とはいかないことが分かりました。
ガジェット好きの皆さん、まだお持ちでなければ1つ持っておくと面白いですよ~。
それではまた!
コメントを残す